MTエンジニアは覚えておいて損はない、MT5のconfig.yaml
本日は先日お話ししたtheme.yamlを触ってもらったことを前提に、MT5のconfig.yamlを説明したいと思います。MTを扱っているデザイナさんやMTMLコーダーの方は是非ご覧ください。
先日theme.yamlでフォルダ・ウェブページが追加できますと説明しましたが、MT5でconfig.yamlでもフォルダ・ウェブページの追加が出来ます。つまりtheme.yamlと同じ事が出来ます。
config.yamlだとcallbackを使って処理を追加できて、フィールド拡張も出来て、テンプレートセットも追加出来ます。つまりより簡単にMTを操作できるので、本当の意味で標準パッケージを作るという意味ではaddonsでパックを作った方が良いのではないかと私は思っています。(theme.yamlでも出来るかもしれませんが未確認です・・・)
ちなみにcallbackをご存じでない方に説明しますと、callbackとはMTの処理の間に任意の処理を追加するためのポイントだと思ってください。たとえばMT管理画面のヘッダーに処理を追加したい!というときはtemplate_source.header:というcallbackを使います。
config.yamlでのMT操作は、MTを取り扱っている方なら覚えておいて損はないです。ある程度勝手を覚えれば、Perlを知らなくても簡単なプラグインがかけます。次回はconfig.yamlでMT管理画面のロゴマークを書き換えるプラグインでもご紹介します。
ってかconfig.yamlってなに?という方、何となく上の説明ですごそうだということは伝わりませんでしょうか?(汗)mtディレクトリ直下のaddonsに〜.packというのがあると思いますが、そちらを開いてもらうとconfig.yamlというのが入っていると思います。
というわけで、まずはこちらでお勉強(汗)。いくつかconfig.yamlのわかりやすい記事をご紹介します。
そもそもconfig.yamlって何だよ?って人は、まず習うより慣れろ、ということでテンプレートセットを作ってみましょう。SAKKの公式マニュアルに沿ってやってみてください。案外簡単でびっくりされると思います。
こちらではyamlだけでプラグインを書く方法を紹介しています。
Movable Type用ShortCodeプラグイン・その9(yamlファイルだけでプラグインを作る)
こちらの記事ではyamlでのデータベース拡張をわかりやすく説明しています。MTタグとしての呼び出し方が載っていませんが、yamlのtags: function:らへんを見ればわかると思います。
いままでプラグイン書いていた人にはいいきっかけな記事がこちらです。
参考にしてもらえれば、もっと効率よくMT開発が出来ます。
記事の趣旨とは関係ないですが、themeもaddonsもどちらもディレクトリ配下にthumbnail.pngなどで保存すると、テーマ一覧のサムネイルを指定できます。テーマ一覧に自分のテーマサムネイルが表示されてちょっぴり優越感です(笑