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RedmineでWikiやカテゴリ抽出結果に一発ジャンプできるGreasemonkeyスクリプト

ぴろり上西 2011年03月14日

 弊社スカイアークシステムでは、プロジェクト管理ソフトウェアとして Redmine を利用しています。特に、大量のプラグイン コンポーネントから構成されている MTCMS の開発でその威力を発揮しています。
 具体的には、プラグインの名称ごとにカテゴリを設定してチケットを管理し、プラグインの仕様や使い方に関する情報を全て、カテゴリをページ名とする Wiki ページにまとめるようにしています。この方法であれば、チケットをカテゴリでフィルタすることで、プラグインごとにどれくらいの作業タスクやバグが残っているのか一目瞭然です。また、仕様や使い方が判らなくなれば、その Wiki ページを見れば良い、というフローが確立しています。
 ただ、ここで Redmine にもちょっとした不便があります。チケットから、そのチケットに設定されたカテゴリ名の Wiki ページや、カテゴリ名でフィルタしたチケット一覧に瞬時に飛べないのです。そこで、Greasemonkey スクリプトを書いてみました。この Greasemonkey を導入することで以下が可能になります。

  • チケットのカテゴリが「HogeHoge」に設定されている場合
    • カテゴリ名と同じ Wiki ページ「http://your.domain.net/projects/name/wiki/HogeHoge」へのリンクが追加されます
    • そのカテゴリでフィルタされたチケット一覧へのリンクが追加されます

Category2Wiki.user.js のダウンロード

  • Mozilla Firefox + Greasemonkey Add-on 専用です
  • インストール前に @include の URL をお使いの Redmine の環境に合わせてください
  • このプラグインはブログウェアです。無償でご利用頂けますが、感想、要望などをあなたのブログで記事として紹介頂けると幸いです。
  • 個人利用または商用利用に関わらず無償でご利用いただけます
  • 無保証ですので、十分にテストしてから運用してください