YAPC::Asia 2012に参加してきました! - 若人よ集え!遠方からの参加者支援制編
こんばんは。中村です。
YAPC::Asia 2012の振り返り、最終回は昨年からスカイアークがスポンサードをしている「遠方からの参加者支援制度」を利用した5名のライトニングトークデビューの模様をお伝えします。
今年は福岡から元祖ドラ娘こと三上さん(@nontan___)、富山から湊さん(@meru_akimbo)、岡山から佐藤さん(@outerinside)、名古屋からうさみみのきょんさん(@kyon_mm)、奈良から金子さん(@k636174)が東京の会場で集いました。
湊さんのYAPC::Asia 2012
富山から高速バスで駆けつけてくださった湊さん。紆余曲折を経てPerlを使う会社に内定が決まるまでを悲喜こもごも交えながらトークしました。地方在住の就活生はどうしても離れた場所の企業に就職を希望する場合、交通費がかさむことや日程調整の難しさもあり動きが取りづらくなってしまうことがあります。ふとしたきっかけでWeb業界とプログラミングの楽しさで進路を決められたこと、そしてYAPC::Asiaで受けた沢山の刺激を是非今後に活かしてくださるといいですね。
■ 湊さんのブログ
ボロボロのdynabook引きずって日帰りYAPC旅行に行ってきた
■ 湊さんに聞くYAPC::Asia 2012
── YAPC::Asiaへの参加は何回目ですか?
初めて
── YAPC::Asia 2012でどんなことを楽しみたいですか?また、楽しんでますか?
面白そうなトークを観にまわったり(LT、大爆笑でした)、後夜祭で大いに飲んでいろんな人と話したり(帰路の都合で途中で抜けましたが・・・)と大変楽しく過ごしました。
最終日しか参加できなかったのがとても残念です。
── YAPC::Asia 2012に参加した動機を教えてください。
・最近Perlを使い始めるようになったこと。
・YAPCやRubykaigiのようなカンファレンスに一度くらいは行ってみたいなと以前から思っていたこと。
・「遠方からの参加者支援制度」があったこと。これがなければ諦めてました。とても助かりました。
── SKYARC Presents枠LTで話してみてどうでしたか?感想を教えてください。
かなり失敗してしまったような気がします......
思ったより緊張してしまってうまく話せなかったし、もうちょっと内容を練っておけば良かったと後悔してしまいました。
── LTを作るときに工夫したこと、苦労したことがあったら教えてください。
時間的な制約を守るのがちょっと大変でした。
最初に作ったバージョンではスライドが60枚近くになってしまい、流石に長いかと思い最初から作り直したりしました。
三上さん(のんたん)のYAPC::Asia 2012
昨年のYAPC::Asia 2011に福岡から自腹でボランティアスタッフとして参加し、LT枠の大事なお仕事「ドラ娘」の初代を勤めた三上さん。「YAPCが楽しすぎたので、今年も参加したい!」と遠方支援制度にエントリーしてくださいました。
イラストを書くのが趣味で、Twitterのアイコンを1年ほどご飯にしていた三上さん。そのご飯アイコンを卵かけご飯にしてしまう、というコンセプトを基に所属しているPaperboy&Co.のお産合宿6でAndroidアプリ「玉子かけまくりごはん」を開発した経緯を「卵かけご飯とアプリケーション開発」というタイトルで解説しました。
ゆるい卵かけごはんのイラストと、Androidアプリならではの動きに会場は大盛り上がり。既にAndroidマーケットにリリースされているとか。Android端末をお持ちの方はDLしてはいかがでしょうか?
■ 三上さんに聞く、YAPC::Asia 2012
── YAPC::Asiaへの参加は何回目ですか?
2回めです。
── YAPC::Asia 2012でどんなことを楽しみたいですか?また、楽しんでますか?
ライトニングトークがとても楽しかったです!
また、普段会えない方々にお会いできるのも楽しみの1つです。
── YAPC::Asia 2012に参加した動機を教えてください。
去年、YAPC::2011のボランティアに参加しました。
その時、会場の盛り上がりが楽しく、技術者ではない自分でも魅力を感じたので、また来たいとずっと思っていました。
── SKYARC Presents枠LTで話してみてどうでしたか?感想を教えてください。
終わった後に震えがきました。前日の確認や、直前のリハーサルなど、発表の準備をしておいて本当によかったと思いました。
── LTを作るときに工夫したこと、苦労したことがあったら教えてください。
せっかく時間を使って見てくださるのだから、みる人が楽しんでもらえるようなプレゼンにしたいと思いました。内容が決まるまでが大変でした。ご当地ネタやPerlネタ、会社紹介ネタもいまいちしっくりこなくて、いろんな人に「何が楽しいかな?!」と聞いて内容を考えました。
佐藤さんのYAPC::Asia 2012
三上さん同様、2回目のYAPC::Asia参加となる佐藤さん。大学でPerl研究を主体とする研究室へ入ったらそこには大きな大きな壁があった、と「20年越しで Perl 4 to 5 した話」としてトークしてくださいました。現在の最新バージョンが6になっているPerlですが、20年前のPerl4もしっかりと動いてしまうところが、Perlの凄さというべきでしょうか(笑)。
■佐藤さんのブログ
yapc::asia tokyo 2012 で lt してきた話とか感想など
■ 佐藤さんに聞くYAPC::Asia 2012
── YAPC::Asiaへの参加は何回目ですか?
昨年から参加して今年で2回目です。
── YAPC::Asia 2012でどんなことを楽しみたいですか?また、楽しんでますか?
トークの内容もどれも興味深いですが、Twitter やブログだけで知っていたPerl 使いの方々と交流ができるのが一番ですね。
── YAPC::Asia 2012に参加した動機を教えてください。
昨年は2日目のみ参加して、それでも興味深いトークを聴くことができましたが少し心残りがありました。今年こそは前夜祭から全部楽しみたいと思って参加しました。
── SKYARC Presents枠LTで話してみてどうでしたか?感想を教えてください。
LT は始めての経験で、時間制限と緊張で早口になってしまいましたが、笑って聞いてくれた方が大勢いてほっとしました。
── LTを作るときに工夫したこと、苦労したことがあったら教えてください。
スライドに書く内容と話す内容をどう振り分けるか悩み、直前までスライドの順番を入れ替えたりしていました。それと話の内容にオチがつかず悩みました (結局時間切れで尻切れになってしまいましたが......) 。
金子さんのYAPC::Asia 2012
奈良から新幹線で会場入りした金子さんは、文系の短大生ながらホスティングやWebシステムの開発を行う会社でアルバイトプログラマをしているPHPer。昨年の遠方からの参加者支援制度でYAPC::Asia 2011に参加した@__papix__さんが毎月開催しているPerl入学式に参加した体験をトークしてくださいました。金子さんが踏み入れたPerlの世界は、とても奥深かったようで、「Perl大好きです!奈良でもPMを立ち上げたい!」と宣言してくださいました。
■ 金子さんのブログ
■ 金子さんに聞くYAPC::Asia 2012
── YAPC::Asiaへの参加は何回目ですか?
今回が初めての参加です。
── YAPC::Asia 2012でどんなことを楽しみたいですか?また、楽しんでますか?
私が一番楽しみにしていたのは、LTとLT Thonです。もちろん、期待を裏切らない楽しいLTでした。そして、沢山の人とリアルで喋れるというのが何よりの楽しみです。
前夜祭から参加していますが、懇親会が楽しい!!
── YAPC::Asia 2012に参加した動機を教えてください。
大阪で毎月開催されている「Perl入学式」というイベントでYAPCの存在を知りま
した。Youtubeで、YAPC::Asia2011のLTやトークを見て、「これは参加しなくて
は!!」と思い、遠方参加者支援制度の存在を知り、「何があっても行く!!」と決意しました(笑)
また、私自身もPHPerでPerl歴半年未満ですが、それでも楽しめそうなイベント
だというのが伝わってきたのが一番の動機です。
── SKYARC Presents枠LTで話してみてどうでしたか?感想を教えてください。
他の方のLTを聞いてる時も、自分がLTしてるときも楽しかったです。
私は、他の人のLTのレベルには届かないけど、自己満足はできたので(^^)
── LTを作るときに工夫したこと、苦労したことがあったら教えてください。
自己満足でスライドも作りました。
笑いを取ろうとか、技術的に凄いことをしようとかは一切思いませんでした(^_^;)
きょんさんのYAPC::Asia 2012
うさみみ属性のきょんさんは、開発環境改善、Groovy、テスト、アジャイル、品質保証を業務にし、開発言語に関わる基礎の勉強会にも熱心に参加されている方。Perlは滅多に書かないけれど、との前置きから独自の解釈でPerlのシンボルであるラクダとニーソを絡めたトークが炸裂!4分弱という短い時間にしっかりと「きょんワールド」を作り上げました。
■ きょんさんのブログ
■ きょんさんに聞くYAPC::Asia 2012
── YAPC::Asiaへの参加は何回目ですか?
初参加です。
── YAPC::Asia 2012でどんなことを楽しみたいですか?また、楽しんでますか?
イベント全体の進行だったり、参加者層をみたかったです。
あとは発表内容がPerlの凝った話なのか、エコシステムの話なのか。他の言語とかはどれくらい扱うのかとか。
── YAPC::Asia 2012に参加した動機を教えてください。
LLDecadeで宮川さんがYAPCについて話していたので、検索したらSKYARCさんの遠方参加者支援制度があったので申し込みました。
── SKYARC Presents枠LTで話してみてどうでしたか?感想を教えてください。
Perlを知らないので不安でしたが、F# の話でもみなさん笑って聞いてくださっていたので非常に嬉しかったですし、とても楽しかったです。
── LTを作るときに工夫したこと、苦労したことがあったら教えてください。
いきなりF# の話をしても僕が観客だったら笑えないので、どうやって笑えそうなポイントを持ちながらF# の話に持っていったり、F# とPerlで面白いことをやってみるかというところです。いい機会になってとても勉強になりました。
YAPC初参加の方も多く、支援制度を存分に活用していただけたことが伝わるスポンサーLTでした。みなさん、お疲れさまでした!
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