Templatizeと一緒に使うとインデックステンプレートが要らなくなる、ウェブページ再構築同期プラグイン:ModifiedAndSynchronize
小林です。
先日、Templatizeプラグインという、ウェブページでもテンプレートタグが使えるプラグインをご紹介しました。あのプラグインは単体だとあまり使い道がないのですが、今日ご紹介する「ModifiedAndSynchronize」プラグインと併用すると、インデックステンプレートをたくさん使わなければできなかったウェブサイト構築も簡単にできるようになります。
ModifiedAndSynchronizeプラグインは、エントリーの公開をトリガーにして、指定したウェブページを同時に再構築します。
すなわち、TemplatizeでウェブページにMTEntriesを書き、ModifiedAndSynchronizeでそのウェブページを指定すると、エントリー公開時にそのウェブページも再構築され、MTEntriesから出力されるデータが最新のものになるというものです。
これをうまく活用すると、記事中にニュース一覧を表示したりすることができ、企業向けWEB構築が非常楽になります。
ただ注意点があります。
ウェブページにMTタグを書くと、リッチテキストエディタを利用するとMTタグが実態参照に変換されて崩れ、せっかく書いたMTタグが意味のないものになってしまいます。
直接MTタグをかけるメリットは大きく、システム設計の幅を広げ、開発効率を高める反面、この仕組みの乱用は運用の破綻を招いてしまう諸刃の剣です。
とはいえ、システムを理解した人が使うとMT構築が非常に楽になります。アイデア次第ではMTの可能性をさらに広げます。
プラグインのダウンロード
ModifiedAndSynchronize.zip (バージョン 1.03)
プラグインのインストール
解凍したディレクトリ(ModifiedAndSynchronize)をそのままpluginsディレクトリにアップロードしてください。
プラグインの使い方
エントリーの公開と同時に再構築したいウェブページの下記チェックボックスをオンにします。
チェックボックスがついたウェブページは、エントリーの公開と同時に再構築されます。
プラグインの注意点
- MTの仕様上、MTタグが書かれていないウェブページの再構築は同期できません。
- このプラグインは試作品なので、十分注意してご利用ください。
- 本プラグインをご利用される方は必ず「プラグインご利用の際の注意事項」をお読みください。