Redmine.jpのファーエンドテクノロジーさんにお会いしました
先週、Redmine.jpを運営しているファーエンドテクノロジーの前田さんにお会いしました。
島根からご足労いただき、いろいろなお話をさせていただきました。(一方的に話してしまってすいませんでした・・・)
弊社はプロジェクト管理ツールにRedmineを採用しており、今年の4月から運用しています。その前はTracを使っていたのですが、弊社の場合小さなプロジェクトが複数立ち上がって同時並行で進んでいくので、複数プロジェクトを統括して管理できるRedmineを採用しました。
このツールはTracと違ってプラグインの数は少ないのですが、標準機能でかなりのことができます。
弊社の場合、チケットの工数管理を徹底しており、タイムカードの時間とRedmineの時間を比較して100%一致するように=Redmineの時間が労働時間となり、厳密な原価管理ができるようになっています。
また、Weekでのチケット管理を徹底しており、毎週金曜日の時点でその週にやらなければならないチケットが残っていれば、チケット管理者から警告が出るようになっています。
Redmineのおかげで、プロジェクトの可視化が大きく進み、今は業務の多くがRedmineに頼っています。
現状の課題は、
- 事前のスケジュール組み立てが甘いので、どうしてもスケジュールと進捗の乖離がでてしまう
- フェーズ毎の工数計算が難しい(カテゴリの打ち込みを怠ってしまうため)
- 意味不明なチケットがどうしても出てしまう(打ち込み時に適当に打っている部分もあるため)
- 予算工数と実工数の比較を簡単に行えない
です。
1.に関しては、プロジェクト開始時の精度を上げる活動をしており、だいぶ改善してきました。2~3については、仕組みがあるのに回っていないので、管理者の意識の問題かなと思っています。
4.についてはまだRedmineでは対応していません(予想工数は打てるのに)。これは表の出力などうまくやれば調整できるかなぁとは思いますが、厳密に比較したいので機能開発しようかなぁと思っています。
前田さんとはいろいろと今後の展望について話し合いができたのでよかったです。私たちもRedmineを盛り上げていくためにいろいろとご協力したいと思っています。