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MT技術情報

Movable TypeでMS SQL Serverを使用するには、Advancedが必要なんです。WindowsサーバでもMTうごくよ!

nosenose.jpg のせ 2013年05月30日

梅雨入りしましたね。梅雨入りしたくらいだと東京湾のアナゴが釣れるので、たまには夜釣りとかしたいところです。こんばんは、ディレクターののせです。

Movable Typeといえば、LAMP環境で動かすのが一般的ですが、大きな企業様の場合は社内にあるのはWindowsサーバだYO!という会社さんも少なくありません。もともとWindowsサーバじゃ動かないわけではないのですが、いろいろと条件が出てきます。その辺りをまとめてみました。おお、仕事の話っぽい。

sqlserver2012.jpg

SQL Server2012はまだ触っていません(ナイショ

 

なにはともあれ、まずは公式オンラインドキュメントをチェックですね。

公式ドキュメント

Linuxサーバの場合に必要なざっくりなインストールの要件

  • Webサーバ:Apache
  • DBサーバ:MySQL
  • PerlとかCPANモジュールとか
  • あとは画像処理系のGDとか、ImageMagickとか

Windowsサーバの場合その1

  • Webサーバ:Apache
  • DBサーバ:MySQL
  • PerlとかCPANモジュールとか
  • あとは画像処理系のGDとか、ImageMagickとか

Windowsサーバの場合その2

  • Webサーバ:IIS
  • DBサーバ:SQL Server
  • PerlとかCPANモジュールとか
  • あとは画像処理系のGDとか、ImageMagickとか

気をつけるポイント

実はWindowsサーバの場合でも、「その1」の場合は、なんら不安はありません。かなり特殊なことがない限り、動作します。WebサーバがIISでも問題ないです。WindowsでMTうごくよ!

しかし、「その2」の場合は注意が必要です。問題はデータベースの部分にあります。SQL SeverやOracleを使用する場合は、Movable Typeは、Advancedエディションじゃないと駄目です。これは、Movable Type Advanced ドキュメントをみると書いてあります。

通常のMovable TypeのシステムにはSQL Server用のObject Driverが入っていません。そのため、AdvancedエディションでないとSQL ServerやOracleが使用できないのです。意外と知られていないポイントです。

他にもLDAP連携もできるMovable Type Advanced

シングルサインオンの連携を実現するLDAP認証なんかもありますし、ユーザーのグルーピングもできるのがAdvancedです。昔はEnterpriseというエディションだったので、Enterpriseな活躍が期待できます。

金額も高いので、あまり一般的ではないですが、弊社の案件ではこっちのライセンスの方がよく使う(Windowsサーバじゃなくてもね)ことが多いです。

 

さて、たまには過去記事もオススメしましょう。ZenBackなんかに負けないYO!

早く夏がこないかなー!ではでは!