Macでウェブ制作するとき確認用にMarqueeというものを使う話
こんにちは。須釜です。
先日、Macのローカルでちょっとしたウェブ制作の作業をした際に、動作確認用にMarqueeというフレームワーク(自作)のサーバー機能を使ったら便利だったので、非エンジニアでも分かりそうな感じで使い方をご紹介します。XAMPPやMAMPといった開発環境があるようですが、これらのサーバー機能の簡易版と言えるかもしれません。
まずは「ターミナル」というアプリケーションを開きます。たぶん、Dockから「アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル」という風に辿れば見つけられます。
クリックして開くと、下記のようなウィンドウが表示されますので、
下記のように入力してエンターを押し、「Marquee」をインストールします。
※先頭の$マークは入力しないでください
$ sudo curl http://get.mrqe.biz/ | sh
すると、下記のようなインストール経過が表示されます。普通はもっとたくさん文字が並びますが、最後の方に「Successfully」と書いてあれば成功です。
$ curl http://mrqe.biz/install.sh | sh % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 150 100 150 0 0 342 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 3409 % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 130 100 130 0 0 59 0 0:00:02 0:00:02 --:--:-- 101 100 306k 100 306k 0 0 58810 0 0:00:05 0:00:05 --:--:-- 169k % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 0 0 0 0 0 0 0 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 0 100 326k 100 326k 0 0 50053 0 0:00:06 0:00:06 --:--:-- 69411 --> Working on marquee.tar.gz Fetching file:///Users/sugama/Documents/dev/Marquee/marquee.tar.gz ... OK Configuring jamadam-Marquee-b34e54b ... OK Building Marquee-0.22 ... OK Successfully installed Marquee-0.22 1 distribution installed
これで、ローカルの好きなディレクトリを自分用に公開することができるようになりました。あとは、cdコマンドでドキュメントルートに移動して、「mojo marquee」コマンドを入力すると、ブラウザで閲覧可能になります。
$ cd /Users/sugama/Documents/some_site/ # サイトデータの場所に移動 $ mojo marquee -ai -df index.html # サーバーを起動 [Mon Nov 26 15:44:59 2012] [info] Listening at "http://*:3000". Server available at http://127.0.0.1:3000.
デフォルトではhttp://127.0.0.1:3000でアクセスできます。-dfは末尾のスラッシュをファイル名で補完する設定です。
「mojo marquee」コマンドの詳しい使い方については下記のコマンドでヘルプを見るか、公式のドキュメントをご覧ください。
$ mojo marquee -h
なお、たぶんウィンドウズでも概ね動作すると思いますが、あらかじめPerl自体をインストールする必要があるので、またの機会に取り上げたいと思います。