エントリーやウェブページ内でMTタグが使えるプラグイン:Templatize
どうも、小林です。
エンジニアブログ久々ですね~、それだけ最近は技術から離れてたということなんですが・・・
久々の更新第1弾は、MTタグをエントリーやウェブページ内で使えるようになる「Templatize」プラグインです。
MTはテンプレートとページの分離がいまいちうまくいってないなぁというのが私の感想で、ウェブページでできそうなページでも、ちょっとしたリスト出力などが絡むとウェブページが使えなくて結局インデックステンプレートを使わざるを得ないことがあったりします。それってウェブページでMTEntriesとか使えたら解決するじゃない・・・とか思ったり。
ところがMT4のウィジウィグは、<MTEntries>と書いたら<MTEntries>と勝手に書き換えちゃうので、MTタグとして動作しない・・・だったらウィジウィグの問題もプラグイン側で解決しちゃえ、ということで私の要望をぴろり上西がささっと実現してくれました。
プラグインのダウンロード
プラグインについて
特定のアトリビュートを付属させることで、そのタグのデータ内にMTタグが存在した場合、MTタグを動作させるプラグイン。
プラグインの利用方法
たとえば、エントリー本文内のMTタグを動作させたい場合、下記アトリビュートを付属させるとMTタグが動作します。
<$MTEntryBody templatize="all"$>
これでエントリーの本文にMTタグが含まれる場合にMTタグが動作します。
たとえば、エントリー本文に<$MTBlogName$>を挿入し、アトリビュートを付与すると、エントリーには
ブログ名
が出力されます。
また、動作させるMTタグ名も指定できます。
<$MTEntryBody templatize="MTBlogURL"$>
とすることで、<$MTBlogURL$>タグ以外の動作を止めることができます。
Templatizeは様々な場所で動作します。
- ウェブページ
- エントリー
- コメント
- カテゴリー・フォルダの概要など
アトリビュート
tempratize="*"
データ内のMTタグを動作させることができます。allを指定するとすべてのMTタグが動作します。MTタグ名を指定すると、指定したMTタグ名のみが動作します。
メタ記号の自動置き換え機能
ウィジウィグで<がメタ記号に変換されても、プラグイン側で<に自動で変換してくれるので、本文などで>などと記述してもMTタグが動作するようになっています。
プラグインの活用方法
- ホームページ作成をもっと楽に、どこでも記事リストなどが作れちゃいます。
- ブログ名表示など、MTの変数を利用するようなシーン
プラグインの注意点
- コメント欄にアトリビュートを付属させると動作してしまいますので、注意してください。そうなるとコメント欄でMTEntriesとかひどいことができちゃいます。
- ウェブページでアーカイブを出力する場合、インデックステンプレートと違い、再構築のトリガーがありません。たとえばエントリーを呼び出すタグを記述してエントリーを更新しても、ウェブページが再構築されることはありません。定期的に再構築する仕組みが必要です。
- 本プラグインをご利用される方は必ず「プラグインご利用の際の注意事項」をお読みください。