導入事例

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株式会社外為どっとコム様

Movable Type テクニカルサポート

「人財教育サービス」WEBサイトをMovable Typeでリニューアル。閲覧者がWebを通じて登録・申込みを行い、バックエンドでは登録された個々の受講者管理を実現。

 個人を中心とした一般投資家を対象に、インターネットを通じたFX(外国為替保証金取引)サービスを提供する株式会社外為どっとコム。同社は2005年より、既存顧客のみならず広くインターネットユーザーに対し、双方向のコミュニケーションとブランディングを目的に「FXブログ」を展開している。同ブログは、2008年8月に「Movable Type」をベースにブログポータルとしてリニューアルされ、スカイアークの「MTテクニカルサポートサービス」が運用を支援している。

ブランディングを目的としたコミュニケーションメディア

FXブログについて教えてください。

水川 弊社は、インターネット上でFX(外国為替保証金取引)のサービスを提供する会社として2002年に設立されました。コーポレートサイトは会社設立と同じ2002年の開設です。

渡辺 現在、Webサイトは「FXの取引サイト」「コーポレートサイト」、そして「FXブログ」と、機能別には3つに分かれます。もちろん、これらは閲覧するお客様からはすべて当社の運用品質の元で運営されているという見え方になっています。その中で、FXブログは、弊社の既存の顧客や新規の見込み客を中心に、ブランディングを目的としたコミュニケーションメディアという位置づけです。

FXブログの開設はいつ頃でしょうか。

渡辺 2005年です。当時はFX業界の中でブログを開設している会社はありませんでした。当初は自社サーバーではなく、外部のブログサービス(有料サービス)を利用していました。執筆されるブロガーさんは、弊社が主催する投資セミナーで講師をしていただいている方や、FX関係のレポート関係を書いていただいている方などです。他にも「サンプラザ中野くん」さんなどの著名人にも執筆していただいています。

水川 ブロガーさんは、開設当初は15名でスタートして、現在は19名です。毎日、大体誰かが更新していて、平均で一日に3~4本、多いときで8本くらい更新されているというペースですね。

運用の一元管理と効率化を目指して内部サーバーでの構築・運用を目指す

FXブログを内部で構築、運用することになった経緯についてお聞きしたいのですが。

渡辺 ブログのアクセス数が伸びてくるにつれ、コメントにスパム等が投稿されるようになったのですが、こうした日々のメンテナンス作業が、外部のブログサービスですとブログごとに管理画面が別々で煩雑だったというのが一番大きい点でした。運用を一元管理して効率化するためには、自社サーバーにMovable Typeを導入するのがよいのではないかという結論です。

水川 外部サーバーを利用しているときは、サービス側のメンテナンス等の都合で、自社サーバーは動いているのにブログは止まっているという状態が生じることもありました。お客様に見せたいコンテンツが見せられないという状況は、本業のFXの取引サービスの信頼性というか、品質という点でもマイナスになりかねないですしね。

FXブログを自社サーバーで内製化したのはいつ頃からでしたか。

水川 2007年頃からプロジェクトをスタートさせて、リニューアルオープンは2008年8月4日です。それまで外部サービスで公開していた記事は全部引き継ぎ、アーカイブという形で閲覧が可能です。

リニューアルにあたって「MTテクニカルサポートサービス」を導入した経緯について教えてください。

水川 運用スタッフがMTに関して専門知識をそれほど持っていないというのが一点です。また、今後、さらにブログをよくしていくという観点で、専門知識を持ったベンダーにアドバイスをいただけるという部分が強みになってくると考えました。

渡辺 当初はブログをLinuxで構築する予定だったのですが、社内の運用規定によりWindowsで開発することになったのです。でも、MTのテクニカルサポートを提供するベンダーさんは、Windowsの分かるベンダーがほとんどいなくて困っていました。

ですから、スカイアークに決めた一番の決め手は、MTに加えてWindowsに精通していた部分ですね。あと、営業さんの「大丈夫です」という一言(笑)。我々としては「一緒に成長したいです」というような曖昧な言葉ではなく、確信のある言葉が欲しかったのです。サポート開始は2008年5月からで、スカイアークにはブログの構築段階からサポートを受けています。

「大丈夫です」という一言が決め手に

現在のFXブログの運用体制についてお聞かせ下さい。

水川 現在は、毎日担当者を1名決めて、計4名ほどのスタッフが日々の運用に当たっています。MTのテクニカルサポートについては、問題(インシデント)が発生した場合、その原因究明と修正対応がメインです。私とスカイアークの専属の担当者がメールや電話を通じてやり取りをしながら対応するといった運用体制です。

サポート内容はどのようなものが多いですか?

水川 インシデントの修正というアプローチと、今後の機能拡張等の相談というアプローチの2本柱ですね。MTはメジャーなブログシステムとはいえ、専門的な領域もあります。運用スタッフはある程度、プログラミングについての知識を持っていますが、細かい専門的な部分については専門家に相談した方が解決の時間も早いし、確実です。

外部サービス時代とリニューアル後と、変わったことはどんなことですか?

渡辺 先ほど述べた運用の効率化に加えて、ブログリニューアルの直接の効果としては、ブログポータルとして、各ブログの連携が強まり、お客様に対する導線がより強化された点ですね。当社のドメイン配下にブログを置いたことでSEO的な効果というか、アクセス数も伸びました。

具体的な数字は手元にないのですが、ユーザーの滞在時間も延びています。感覚値としては、コーポレートサイトよりもブログの方が長く、また、時間別のアクセス数を見るとFXの取引サイトと同じような動きをしています。つまり、取引の合間にブログを見に来るという行動が多いのかなと推測しています。

今後はマーケティングへの活用の提案もいただけたら

スカイアークに対する要望事項などがあればお聞かせ下さい。

水川 サポートの実務では、こちらの質問や問い合わせに対して、やり取りが余計に発生することなどはあります。こちらの伝え方の問題でもありますが、改善していきたいポイントです。ただ、こちらのリクエストに対しては誠実に応えてくれているので、現時点では満足しています。

渡辺 要望としては、MTのバージョンアップや、脆弱性情報などはなるべく早く共有していただいて、サービス停止が伴うものであれば見込み時間を併せて提示いただくなどの対応をお願いしたいです。

今後の展開について差し支えなければ教えてください。

水川 アクセス動向を見ると、読者によく読まれているコンテンツは、やはりFXの専門家が執筆したものです。読者の方はFXの取引をしている人が大部分なので、コメント欄も取引に関する質問等が投稿されるケースが多いです。このように、FXについて興味があって詳しい方に楽しんでもらえる内容にはなっていると思います。

当社はCSR活動の一環として、沖縄の「かりゆしFC」のサッカー選手にブログを執筆してもらっていますが、こちらは、FXとは直接関係のないサッカーや沖縄の話題についても執筆してもらっています。情報の内容として、どんな方でも楽しんでもらえるように、間口を広くとってありますが、今後は、FXに興味のなかった人にも、ブログを通じて興味を持っていただけるようなきっかけ作りが少しでもできればと思います。

具体的にはどういうことでしょう?

渡辺 サイトに訪れたお客様の行動履歴を把握して、コンテンツや導線を整備したいですね。例えば、ブログの記事に投稿されたお客様の質問内容をテキストマイニングにかけて、お客様のリアルなニーズは何かを把握したり、ブログのマーケティングへの活用を強化できたらと思います。ブログにアクセスしてくれたお客様に、FXについて興味を持っていただくための解説コンテンツなども今後、大切かも知れません。

また、会員様向けのクローズドサイトでも、今後はブログスタイルでコンテンツを増強していけたらと思います。ブログというシステムは優れていると思いますが、世の中の動きを見ると動画投稿サイトが伸びているということもあるので、例えばビデオブログのようなスタイルがいいのかとか、そのあたりのソリューションについても、運用の効率化とセットで、ぜひご提案いただきたいなあと考えています。

取材対象

取材対象:営業企画部 主任 渡辺圭太様、営業企画部 水川行太様

  • 投資情報部 主任 渡辺圭太様
  • 営業企画部 水川行太様

会社概要

会社名 株式会社外為どっとコム
設立 2002年4月1日
従業員数 247名 (2009年3月末現在、臨時雇用者含む)
資本金 776,500,000円 (2009年3月末現在)
本社 東京都港区東新橋2丁目8-1 パラッツォアステック4階
事業内容 (1)個人を中心とした一般投資者を対象として、インターネットを通じた店頭による外国為替保証金取引事業 (2)その他