導入事例

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森ビル株式会社様

イントラサイト構築

イントラネットのウェブ社内報システムに「Movable Type 5」を採用。更新負荷の軽減、情報発信の一元化を実現し、社内活性化の基盤として活用。

六本木ヒルズや表参道ヒルズなどで知られる都市開発事業等を手がける総合ディベロッパーの森ビル。同社は紙で発行してきた社内報を2006年にWeb化、情報共有や社内活性化に取り組んできた。このウェブ社内報「MORINET」の更新作業の負荷低減や、サイトの回遊性向上による更なるユーザービリティの提供を目指し、リニューアルに着手する。サイトを管理するCMSには『Movable Type 5』が採用され、スカイアークが構築を担当。リニューアルサイトは2010年9月末にオープンした。

担当者が毎日手作業で更新していたウェブ社内報

「MORINET」の概要について教えて下さい。

森澤 「MORINET」はイントラ上のウェブ社内報で、2006年からWeb化され、HTMLメール形式で配信していました。それまでは四半期ごとに紙での発行でした。

田澤 今回のリニューアル前は、「毎日更新」を目標に情報を更新していました。社内報編集は森澤、楢崎、田澤のほぼ3名体制で、制作体制はリニューアル前後で変わっていません。

楢崎 コンテンツラインナップは、大きく分けて「経営トップからのメッセージ」と「社内各部署からのお知らせ」、「社員からの寄稿」、そして「イベントカレンダー」です。投稿や情報提供をいただくものについては、専用のメールアドレス宛にメールを送ってもらっています。

それを広報室でページ化していくわけですね。

楢崎 そうですね。メール本文やWordなどの添付ファイルに記事を書いてもらって、広報室でそれらをコーディングしてHTMLに組み込んでいきます。

毎日更新ですと、相当の作業量ですね。

森澤 コーディングは楢崎が一手に引き受けていて、コンテンツ量が増えることで更新作業負荷が高まるので、それを低減したかったというのがまずありました。それと、更新作業を誰でも容易にできる仕組みを導入したいということで、まずその二つがリニューアルの大きなポイントでした。

リニューアルを検討されたのはいつ頃からですか?

田澤 2009年に入ってからですね。9月〜10月頃に複数の制作会社にコンペという形で我々の要望をお伝えして、提案をいただいて、2010年の3月頃にスカイアークに決定して開発スタート、9月末にリニューアルオープンというスケジュールでした。

リニューアル後の発行期間はどのようになりましたか?

森澤 現在は火、木の週2回更新というペースで運用しています。コンテンツラインナップには、リニューアル後は新たに人事部から「森ビルだより」という人事系の情報が加わりました。こちらは週1回、木曜日更新で、更新作業は人事部の方で直接MTに投入していただいています。

Movable Typeで作業負荷が低減し、誰でも更新できる仕組みに

リニューアルの目的として「更新作業負荷の低減」と「作業の属人化の解消」というポイントを挙げていただきました。

田澤 その2点に加えて、運用側のポイントとしては「情報発信の一元化」があります。これは、部署ごとに様々なレイヤーの情報が散在しないように、広報室発行の社内報を見れば社内で今、何が起きているかを一覧できるということです。

森澤 情報の見せ方という点では、まず「情報の検索性の向上」と「サイトの回遊性を高める」ことが挙げられます。情報にタグづけして、一つの記事に対して関連する情報を表示したり、情報の一覧性を高めたりする仕組みを導入したかったのです。

それらを解決する仕組みとしてCMSを検討されたのですね。

楢崎 CMSについては、コンペした制作会社すべてがMTの導入を提案してきました。その中で、制作会社にスカイアークを選んだ決め手は、コンテンツの見せ方の部分の提案と、セキュリティ対策などの技術的な部分がしっかりしていると感じたところです。

森澤 サーバー環境などの技術的な検証への対応が他の制作会社よりも親身に、丁寧に対応してくれました。問い合わせに対する回答もスピーディですし、提案内容と価格を総合的に判断して決定しました。スカイアークはシステムの裏側の部分も安心してお任せできると感じましたし、あとは担当者の人柄も良さそうでしたしね(笑)。

リニューアルに際して重点的に作り込んだ部分はどんなところですか?

田澤 「イベントカレンダー」ですね。森ビルの色々な施設で今、どんなイベントが行われているのかをカレンダー形式で、全施設一覧できるページの開発です。

楢崎 これまでは静的HTML上でテーブルを組んで制作、更新していました。これをMT上でイベント名、期間、外部ページURLを設定して登録すると、自動的にページを生成してくれる仕組みに変えていただきました。視覚的な部分で作り込みは相当大変だったと思います。

Movable Typeを導入して、更新作業の負荷は軽減されましたか?

楢崎 今まではコンテンツもサイドメニューも全部、手作業で制作していたので、自分がいないと更新作業が止まってしまう状況でした。今は記事を登録さえしておけばサイト全体が再構築されるので、自分でなくても更新が可能になっています。

田澤 リニューアル前は楢崎がDreamweaverを使ってHTMLの制作をしていましたが、今は、専用ソフトを使わなくても記事制作、更新が可能なので、私たちも徐々に記事更新できるように引き継いでもらっているところです。

森澤 ファイルの管理という点でも、楢崎のローカル端末内のファイルが内容最新だったので、彼女のPCが壊れると大変なことになってしまう状態でした。今はサーバー上に全て格納されているので安心です。このあたりもCMSとしてのMTの強みが発揮されていると思います。

更新ごとの記事数というのはどのくらいですか?

田澤 1回の更新で2〜3記事ですので、週におよそ6〜7記事程度の更新です。社内の割引セールなどのちょっとした情報なども、今まではそれぞれの部署からメールで一斉配信されていたので、業務メールの中に埋もれてしまうことがありました。今はブログの方にUPしていますので、ブログの即時性や検索性の高さといった面からも、以前より情報を見つけやすくなったのではないかと思います。ゆくゆくは部署ごとに情報発信できたらいいなあと話しているところです。

森澤 記事投稿も増え、社内でも「読んでいるよ」という反応が増えたように思います。鉄道好きの方や、サイクリング部の活動紹介など、記事内容をきっかけに共通の趣味の社員同士が交流するといった例もあったようです。

さらなる社内情報共有・活性化の基盤として

スカイアークの仕事ぶりについての感想をお聞かせ下さい。

森澤 最初の対応での誠実という印象が、仕事を続けていくなかでも継続していました。開発期間中は担当者が相当大変そうな時期もありましたが、全体としての仕事ぶりには満足しています。今回のリニューアルをきっかけに、他の部署の開発案件にスカイアークをご紹介することもありました。

田澤 今回のリニューアルで実現したかったことはほぼ達成できたと思います。今後は、サイト閲覧をいかに活性化するかを考えていくのが課題です。

今後の展望、機能拡張などについてお聞かせください。

森澤 「MORINET」は、森ビルの社員と関連会社など、海外を含め社内LANに繋がっている環境の方が閲覧できます。およそ2500人くらいでしょうか。読者である社員同士が意見を言い合える場所や気軽にディスカッションできる場は欲しいという話はしています。

田澤 社内情報共有化のツールとして社内報の役割は大きいと思います。双方向的な、コミュニティ機能については、運用面で課題もありますが検討しているところです。これからも、「企業文化や理念の浸透」「社員一人ひとりがスポークスマンとなる」「部署同士のコラボレーションの促進」「社員の顔が見える」という社内報の目指す姿へ少しでも近づけたいと思います。

取材について

取材対象

case_mori_02.jpg

左から

  • 広報室 田澤 由梨様
  • 広報室 森澤 恭子様
  • 広報室 楢崎 公美様

導入の目的

  • ウェブ社内報「MORINET」のリニューアル
  • サイト運用負荷の軽減
  • 情報発信の一元化
  • 作業の属人化解消

効果

  • サイト運用負荷の削減
  • 各担当でのウェブサイト更新が可能に
  • 社員のコミュニケーション活性化

お客様プロフィール

会社名 森ビル株式会社
資本金 670億円
売上高 1,773億円 (2010年3月期連結)
従業員数 1,361名(2010年4月現在)
本社 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー
事業内容 都市開発事業およびオフィスビル・住宅・商業施設等の不動産賃貸・管理事業等をはじめとする総合ディベロッパー